契約、だと…

高校の卒業式には国歌は歌ったけど大学の入学式じゃ歌わなかったなぁ。小中の音楽の時間じゃ国歌の授業はあって特にネガティブなことを教えられた記憶はない。
とは言っても国歌を嫌悪する人は確実にいるらしく先日もニュースになってましたね。
国歌を歌うことの意義ですが、それは端的に己の所属する国を自覚する行為です。国歌を含め国旗、古典の道具(ヨーロッパだとギリシャ文化、日本だと明治以前の文化とか)などは人に国や民族を意識させるのです。
国というコトバを使うとすぐ軍国主義だの帝国主義だの騒ぐ方々もいますが、国という存在は民主主義に必要なものです。一般に国民は一つの地域から複数の地域を束ねた国という範囲までの権力を持っています。ここで国民に国という認識が欠如してしまうと何が起きるか、それは自分がどういう権利、義務を持っているか判断することができなくなります。権力を持つということは好き勝手やっていいと同時それを維持する努力が必要なのです。
簡単に言うと民主主義は国に関心を持たないと成り立たないということ。
人が卒業式や入学式の日に国歌を歌うこととは将来何の権力を手に入れるのかを暗示するためのものなんでしょう。

全般的にこういう政治話を女性は嫌う傾向があるような…